〜土曜の夜〜
ジョン宛に故郷の恋人から個包が届いた。
その中に1枚のMD。
※MD(ミニディスク)
ジ「これ何だろ、ボイスメッセージかな
MDプレイヤー無い?
誰か持ってないか聞いてみてよ」
ア「誰も持ってなかったわ」
ジ「聞かないと気になって眠れない!
大切な告白かもしれないし…」
ア「昔使ってたやつ、タミーの部屋の
物置きにあるかも。明日探すね」
ジ「今聞いて来て、お願い」(泣)
タミーは寝起きが悪い。
無理に起こした場合に起こりうる
3パターンの悲劇を話して諭す
5分後 階段を下りてくる音
ジ「これなら大丈夫でしょ!」
お前…それは!
そこには全身黒ずくめ・黒の目出し帽※を
被ったジョンが立っていた。
(※風邪を引きやすいので母が持たせた)
ジ「ホラ、服もマスクも黒だから
暗闇でも分からないよ!」
それはアカン!!
万が一起きたらどうなるかを想像の限り話し
もう一つは、ジョンと分かれば間違いなく
彼女なら やっちまう…。
ドアノブを回そうとする腕をつかみ、
力技で食い止める。
声を落として説得すること 5分。
ベッドに入るともう 午前1時。
寝てしまおう…。
カチャリ キー
トントン(ノック音)
ガン無視
〜翌昼〜
ようやく起きて来たジョンにMDの話を振る。
ジ「もういいのよ、彼のおジィからの
プレゼントなんだけど中身は
カントリーミュージックなんだって。
そんなの聞かないし」
おーのーれー!
この家で
いろんな摩擦が勃発し
アフレ子発火の
カウントダウン
次回、夏の海とジョン…