【怪談】ホテル恐怖症
ひとり旅が好きなのに「ホテル恐怖症」です。
若い頃泊まったホテルで夜中に
ふと目が覚め、入り口を見ると
廊下の明かり(ドア下の隙間)が一瞬
暗くなりまた明るくなった。
(人が歩いて行ったな)
「宿泊客か」とまた眠りにつこうと
したところ、どこかの部屋を
ノックする音。
「トントン」 そして 「コンコン」
(ん? 音が移動してる?友達起こしてる?)
そして更に近づいてきてる音
「コンコン」 向かいに来た??
ここ鍵はオートロックだよね?!
チェーンかかってる!?
沈 黙
ビビったー きっと修学旅行とかで、先生が夜中の見回りに って
「 カ チャ 」
ドアノブがゆっくり斜め下に下がる。
ザ・硬直
動けない・・・
この次何が起こるか待つしかない恐怖
戻るノブ そして
少し離れたところでまた鳴る「コンコン」
静かに椅子を抱えあげ
ドアノブ下にかます。
そのまま朝を迎えて以来
私は「ゲストハウス派」となりました。
最後までご覧頂きましてありがとうございました。